仕事中もお構いなし?悪質業者のしつこい営業に注意!

自宅・会社・携帯電話…所かまわず掛かってくる悪質な不動産投資会社からの電話営業を撃退する方法・有効な断り方についてご紹介!セミナーに参加すると営業が増える?といった気になる疑問も併せてお答えします。

不動産の営業はしつこい?

不動産の営業を行う男性

不動産投資会社の多くは、個人の携帯や勤め先へ電話を掛けて営業しています。
大手にお勤めの会社員の方は経験があるかもしれませんが、購入するか向こうが諦めるまで仕事中でもプライベートでもお構いなしで営業をされてしまいます。

営業マンも必死

結論から申し上げますと、不動産営業は「しつこい」です。
それは営業マンの多くが、過度な販売ノルマを強いられている又は売上に対する完全インセンティブ制を採用しているためです。前者につきましては “ノルマを達成しなければ家に帰さない”“給料を支払わない”といったように不動産投資会社自体がブラックであるケースが多くなっています。
大げさでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ある大手不動産投資会社「D」では、契約を結ぶために営業マンが損失を補填するため数百万円ものポケットマネーを支払わされ、実際に自殺してしまった事例もあります。一方、後者は給料が販売した価格の〇%という給与設定であるため“売らないと給料(報酬)がゼロ”となってしまうケースです。当然営業マンにも生活がありますので、生きていくためには手段を選ばず営業するしかないという事情があります。そのため、他の商品と比べ不動産の営業は非常にしつこい・強引な傾向があるのです。

セミナーに参加すると営業される?

一部の不動産投資会社では今もなお不正に個人情報を入手し電話や訪問での営業販売を行っていますが、大手不動産投資会社では過度な営業によって評判を落とす事を嫌うため、意外にも営業は少ないです。電話営業や訪問販売は個人情報の目的外利用に当たるため、不動産業許可の停止や取り消しといった行政処分の対象になる可能性もあります。そのため、メールマガジンの配信や資料の定期送付等はありますが、基本的には、大手であれば不動産投資会社側から強い営業は行われないことが多いです。

しつこい営業の断り方

営業ははっきりと断ろう

仕事中に営業をされイライラ…
誰でも一度は経験があるのではないでしょうか。しつこい電話営業や、訪問販売の断り方や対処法、相談先等について解説したいと思います。

購入の意思が無いことをはっきり伝える

電話で商品を売ること自体では違法ではありませんが、一定の条件を満たす事で「特別商取引法」に違反する行為となります。

第十七条 販売業者又は役務提供事業者は、電話勧誘販売に係る売買契約又は役務提供契約を締結しない旨の意思を表示した者に対し、当該売買契約又は当該役務提供契約の締結について勧誘をしてはならない。

つまり、はっきりと断った人に対して再度電話営業を行うことは出来ないのです。そのため「要らない」という意思表示を示すことが対策として有効です。「検討します」「今忙しいので…」等で無理に切ってしまうと、逆にまた電話を掛ける口実を作ってしまいます。

監督庁へ通報

ほとんどの不動産投資会社は上記の「はっきり断る」ことで引き下がるのですが、中にはお構いなしで電話営業を続ける業者が存在します。このような悪徳業者には、監督庁(許可庁)への通報がお奨めです。
不動産投資会社のほとんどが知事又は大臣より「不動産業許可」を受けており、宅建業法や特別商取引法等の各種法令に違反すると許可の停止又は取消等の対象となります。あまりにもしつこい電話営業や訪問販売が続く場合にはその様子を録音又は録画しておき、その業者の許可庁(都道府県知事許可であれば知事、大臣免許であれば国土交通大臣)に通報することをおすすめいたします。業者に記録している旨を伝え、「これ以上続けるようなら行政へ通報する」ということを通告しましょう。

強引な営業に注意

不動産投資は、当該不動産を担当する販売会社や管理会社と共に二人三脚で行うものです。
数千万円乃至は数億円というとてつもなく高額なものを運用するのですから、当然信頼関係が無ければ売買や日々の管理業務を任せられません。
もちろん、電話営業を行うことが悪いわけではありませんが、都合の良い営業トークを繰り返し、“売ればなんでもヨシ”という体質の悪徳業者が多く見られます。さらに、これらの業者は少しでも話を聞いてしまうと強引にアポイントを取り、2人や3人で会社や自宅へと押しかけて契約を迫る手口が多いです。大手なら聞く価値があるかもしれませんが、明らかな無名業者の場合は予め断ってしまった方がベターでしょう。「話だけでも聞いてみたい」という方は、良くない物件であった場合にはしっかりと断ることが大切です。

電話や飛び込み営業が良くない理由

営業される物件が必ずしも「売れ残り物件」「不良物件」というわけではありません。
中には掘り出しものもあり“電話や飛び込みで営業された=即NG”とは言い難いです。しかしながら、電話営業を行っている不動産投資会社のほとんどは「営業」に多くのコストを掛けており、相場よりも1~2割高い傾向があります。
さらに、扱っている物件自体も少なく(1~2個)、“買うか買わないか”の2択になってしまいがちです。成功した方のほとんどは、セミナー参加や市場動向チェックをしっかりと行った上で「どの物件が良いか」を自身で見極めています。怪しい不動産投資会社の都合のセールストークには騙されず、客観的に考えられる力をまずは身に付けましょう。

結 論

掘り出し物件もあるが、営業コストが高く物件価格が相場よりも高い傾向
はっきりと断ることが重要
断っても収まらない場合には通報も検討しましょう